温泉って何?
目次
温泉の定義~何をもって温泉というのか?
みなさんはどんなものが温泉と呼ばれるのか知っていますか?実は、私は以前まで地面から湧き出たお湯が全て温泉だと思っていました。このサイトを見ている方の中にも、以前の私と同じことを思っている方が少なからずいるのではないでしょうか。
温泉とは、簡単に言えば法律の中で決められた基準をクリアした温水、鉱水、水蒸気、一部のガスのことを言います。温水や鉱水はわかりますが、水蒸気やガスまで温泉と呼ぶなんて知ってました?水蒸気やガスまで温泉として分類されるなんてびっくりですね^^;
この「温泉」に分類されたものの中で、特に治療を目的とした使用ができる温泉のことを「療養泉」と呼びます。よく温泉施設の中で成分表と一緒に効能が書かれていますが、これは「温泉」にも「療養泉」にも書かれています。療養目的の方は、「療養泉」かどうかをしっかりと調べてから行った方が、より高い効果が望めますね^^
さらに「温泉」の中でも、「療養泉」に分類される物以外にも、温度による分類、pH値(水素イオン指数)による分類、浸透圧による分類、温泉に含まれる成分による分類があります。温泉と一言でいっても、さまざまな分類方法があるので、どれに分類される温泉に入ったらどんな効果があるの?っていう感じです^^;
ただ、温泉の分類を知ることで、より高い効果が期待できる温泉を見極めることができるので、知っておくと健康のためには良いかもしれません。それに、ちょっと自慢できますしね(笑)「pH値」と「温泉に含まれる成分」の2つの項目に関しては、「pH値って何?」と「泉質って何?」でより詳しく書いているのでそちらをご覧ください。
温泉の基準について
「温泉」、「療養泉」の基準を下に掲載しました。「温度による分類」、「浸透圧による分類」、「pH値による分類」、「温泉に含まれる成分による分類」の項目に関しては、「温泉と冷泉」、「浸透圧って何?」、「pHって何?」、「泉質って何?」で、より詳しく書いています。特に、療養目的で温泉に入る方は要チェックです!
●「温泉」の基準
1. 温度
| 温泉源から採取されるときの温度 | 摂氏25度以上 |
|---|
2. 物質(以下に掲げるもののうち、いずれか1つに該当するもの)
| 物質名 | 含有量(1kg中) |
|---|---|
| 溶存物質(ガス性のものを除く。) | 総量1,000mg以上 |
| 遊離炭酸(CO2)(遊離二酸化炭素) | 250mg以上 |
| リチウムイオン(Li+) | 1mg以上 |
| ストロンチウムイオン(Sr2+) | 10mg以上 |
| バリウムイオン(Ba2+) | 5mg以上 |
| フェロ又はフェリイオン(Fe2+,Fe3+) (総鉄イオン) |
10mg以上 |
| 第一マンガンイオン(Mn2+) (マンガン(Ⅱ)イオン) |
10mg以上 |
| 水素イオン(H+) | 1mg以上 |
| 臭素イオン(Br-)(臭化物イオン) | 5mg以上 |
| 沃素イオン(I-)(ヨウ化物イオン) | 1mg以上 |
| ふっ素イオン(F-)(フッ化物イオン) | 2mg以上 |
| ヒドロひ酸イオン(HASO42-) (ヒ酸水素イオン) |
1.3mg以上 |
| メタ亜ひ酸(HASO2) | 1mg以上 |
| 総硫黄(S) [HS-+S2O32-+H2Sに対応するもの] |
1mg以上 |
| メタほう酸(HBO2) | 5mg以上 |
| メタけい酸(H2SiO3) | 50mg以上 |
| 重炭酸そうだ(NaHCO3) (炭酸水素ナトリウム) |
340mg以上 |
| ラドン(Rn) | 20以上 ※百億分の1キュリー単位 |
| ラジウム塩(Raとして) | 1億分の1mg以上 |
●「療養泉」の基準
1. 温度
| 温泉源から採取されるときの温度 | 摂氏25度以上 |
|---|
2. 物質(以下に掲げるもののうち、いずれか1つに該当するもの)
| 物質名 | 含有量(1kg)中 |
|---|---|
| 溶存物質(ガス性のものを除く。) | 総量1,000mg以上 |
| 遊離炭酸(CO2)(遊離二酸化炭素) | 1000mg以上 |
| 銅イオン(Cu2+) | 1mg以上 |
| フェロ又はフェリイオン(Fe2++Fe3+) (総鉄イオン) |
20mg以上 |
| アルミニウムイオン(Al3+) | 100mg以上 |
| 水素イオン(H+) | 1mg以上 |
| 総硫黄(S) 〔HS-+S2O32-+H2Sに対応するもの〕 |
2mg以上 |
| ラドン(Rn) | 30以上 ※百億分の1キュリー単位 |


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